お役立ち情報その30 足関節捻挫の再発の原因と予防編
こんにちはヽ(^o^)丿
トレーニング、スポーツ担当の花田です。
今日はお役立ち情報の第30弾です。
テーマは「足関節捻挫の再発の原因と予防」についてです。
足関節の捻挫ってスポーツをしている方でも多いですし、スポーしていない方でもあると思います。
そしてもう1つの難点は再発(クセ)になりやすい事です。
足関節の捻挫には大きく分けて
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内反捻挫
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外反捻挫
の2種類に分かれます。
多いのが内反捻挫で足首が下に倒れつつ親指のほうに捻じれます。
スポーツをしている方なら一度くらい経験した事があるんじゃないでしょうか?
もう1つの外反捻挫では足首が上を向き小指のほうに捻じれます。
この場合ケガの程度が大きくなる事が多いです。
というのも外反捻挫の場合は内側の靭帯を痛めるですが、内側の靭帯のほうが頑丈にできているので捻った時にケガの程度が大きくなりやすくなるんです。
ちなみにどの捻挫でも内側、外側とも痛む場合はケガの程度は大きい可能性は大です。
すぐに医療機関を受診される事をおススメします。
今回は解剖学的な詳しい事は省略させてもらいますね(^_-)-☆
それではなぜ足関節捻挫は再発しやすいんでしょうか?
まずはよく言われる理由から‥
- 治りきっていない状態でプレーをするため
これはどのケガでもそうですが、治っていない状態であれば再発や悪化はしやすくなります。
- 固定などをした後の筋肉の補強をしていない
固定やテーピングなどをしていた場合、どうしても足首の周りの筋肉は落ちてきてしまいます。
筋肉が使いづらい状態であれば、踏ん張りがきかなかったりして再発しやすいです。
ここからはあまり知られていない原因です。
- 関節の位置覚のズレ
捻挫をしてしまった時に、靭帯と一緒に関節包(関節を動きやすいように水が入っている袋)を痛めている事が多いです。
この関節包は関節がどこにあるのかという位置を把握してくれる働きもあるんです。
それで下を見なくても歩く事ができるというのもあるんですが、この関節包を痛める事でその位置覚にズレが生じます。
普段の生活であればさほど問題ないと思いますが、スポーツでダッシュをしたりコンタクトプレーの時などにはそのちょっとのズレが再発につながってきます。
- 筋肉の反応速度の延長
これは筋肉が落ちるのと少し似てはいますが、筋肉が反応しないという事は筋肉が使えていないのでその状態で足をついてしまうと再発しやすくなってしまいます。
このように色々な原因がありますが
ゼロにする事は難しいですが、予防をして確率を下げていく事は可能です。
その運動について解説していきます。
まずは基本的な足首の上下左右に動かすトレーニングです。
お風呂の中や慣れてきた場合はチューブなどで抵抗を加えるとより効果はあります。
次はタオルギャザーといわれるものです。
これは地面にフェイスタオルなどをひいてもらい足の指で身体のほうに引き寄せてくるトレーニングです。
そしてバランスディスクトレーニングです。
お家にない場合は、目を閉じて片足立ちなどでも良いと思います。
他については企業秘密という事で(笑)
まず一番大事なのは早めに対処して治していく事なので痛めた時はしっかり治しましょう(●^o^●)
スポーツでのケガ、お悩みご相談ください\(^o^)/