お役立ち情報その28 手首 TFCC損傷編
こんにちはヽ(^o^)丿
トレーニング、スポーツ担当の花田です。
今日は暑い!!
真夏を予習している気分ですね(;゚Д゚)
36℃まで気温が上がるようです。
熱中症などには気をつけましょう(●^o^●)
それでは今日はお役立ち情報の第28回目を配信したいと思います。
今日のテーマは手首の捻挫で多い「TFCC損傷について」です。
名前だけ聞くとピンと来ないですよね。
手首を捻挫した時に手首の小指側が痛くなった経験はありませんか?
骨折などがない時にこのTFCC損傷というのが多いんです。
ちなみにこのTFCC損傷‥
日本語では「三角線維軟骨複合体損傷」と言います。
長いですよね(・_・;)笑
なのでTFCC損傷で話を進めていきます。
まずは手首の構造を軽く説明していきます。
手首は小さな骨などがいっぱいありややこしい構造になっています。
手根骨といわれる骨が8個
中手骨と呼ばれる指の根元の骨が5本
橈骨、尺骨と呼ばれる腕の骨2本
でできています。
この時点で多すぎてややこしいですよね(*_*;
このたくさんの骨の小指側のほうの補強をしてくれているのがこのTFCCというわけです。
後は手首の小指側の衝撃を吸収する役割もあります。
このケガは、普段であれば転倒して手をついた時に痛める事が多いです。
スポーツでは‥
- 野球、テニスなどのバットやラケットなどを使うスポーツ
- コンタクトスポーツやコリジョンスポーツ
- 漕艇やカヤックなどのオールを使うスポーツ
などに多いです(要はどんなスポーツでも起こりやすいです)。
そしてこのケガを書こうと思った理由がもう1つあるんです!
それは‥
治りが悪く、再発しやすい事です。
足首の捻挫などと一緒で放っておくと、再度痛めやすくなり長引くケースが多いです。
ここで重要なのが
痛めている程度に合わせて固定が必要なら固定をし、必要でなければ必要に応じて練習を減らすなどして安静にしたほうが良い期間を把握する事です。
ここが一番重要になってきます。
そしてもう一つが治ってきてからの筋トレなどでの手首の補強です。
筋トレといってもバーベルなどを上げるものではなく、ペットボトルなどを使った筋トレです。
1.ペットボトルを持って上、下に持ち上げます。
2.ペットボトルを持ち親指、小指方向に持ち上げます。
この4つの動きをするだけでも結構変わります。
このような運動などもしながらスポーツに復帰する事で再発の可能性が0になるわけではありませんが、低くする事は可能です。
一度試してみてくださいね(^_-)-☆
そしてまずは早めに診せてください\(^o^)/