お役立ち情報その17 アイシングの効果、タイミング編
おはようございますヽ(^o^)丿
トレーニング、スポーツ担当の花田です。
4月も後10日ほどですね(●^o^●)
雨は多いですが比較的すごしやすい日が続いています。
今日はお役立ち情報の第17弾を配信させてもらいます。
今日のテーマは「アイシングの効果、タイミング」です。
アイシングってスポーツをしている方は結構する機会ってありますよね。
例えば、ケガをしてしまった時や激しい運動をした後など色々な場所で使われると思います。
そこで今日はアイシングの効果的なやり方とどんな時にしたほうが良いかを解説していきます。
まずはアイシングの効果と聞くとどんなイメージがあるでしょう?
イメージと照らし合わせてみてください\(^o^)/
アイシングの効果
- 血管が収縮して血流を一時的に悪くする事で患部の出血量を抑えて腫れを最小限にする
- 痛みを感じる神経を鈍らせ痛みを麻痺させる
- 痛みで脳から患部の周辺の組織や筋肉を硬くする指令を抑える(筋肉などが硬くなる事で痛みが増したりもします)
- 冷やす事で一時的に新陳代謝を下げ内出血などで細胞が圧迫され酸素がうまく供給できない状態を必要な量を減らし酸素不足などを防ぐ。
などがあります。
ケガをしてしまった場合
ケガをすると炎症というものが起きます。
これは傷ついた所から出血などが起きて腫れてきたり、内出血したりします。
時間でいうと個人差やケガの程度にもよりはしますが、大体48~72時間ほどというところです。
この時期にはアイシングを行い、炎症を最小限に抑えましょう。
炎症が収まると患部を温めて筋肉を柔らかくすることも有効です。(ズキズキするような痛みがある場合はアイシングを行ってください)
またケガをしたわけでなくても、安静にしていても痛む場合や熱をもっている場合は炎症が起きている可能性が高いのでアイシングを行ってください。
激しい運動後
スポーツなどで激しい運動の後はよく使った所はまずはアイシングを行う事が有効です。
先ほども述べましたが、アイシングには新陳代謝を一時的に低下させる働きがあります。
以前は疲労の原因は乳酸であるといわれていましたが、最近の研究ではFF(ファティーグファクター)という活性酸素が原因であるといわれています。
人は呼吸をする分、活性酸素というものはできてしまうもので必要な部分でもあります。
運動後はこのFFというものが原因で疲れるのであれば、まずはアイシングを行う事で新陳代謝を低下させる事で最小限に抑える事が期待できます。
そしてそのあとにお風呂などで交代浴などをする事で血管が広がり疲労物質などを心臓の方に押し流しやすくなります。
アイシングのタイミング
アイシングは炎症が起こっている時に特に有効です。
ケガをしてから2、3日はアイシングを行ってください。
アイシングの時間は10~20分くらいが良いです。(長くても20分くらいにしておいてください)
一回終わったら、1時間くらいあけてもらったらまた行うとより理想的です。
20分以上行ってもあまり効果は変わりません。
もう一つは凍傷の恐れもあるので、長くしすぎる事はあまりおすすめしません。
アイシング方法としたら、ビニール袋に氷を入れてもらい冷やすことがベストですが、ない場合は水道の水をかけることも方法の1つです。
保冷剤をつかう場合は冷たすぎて凍傷をおこす可能性が高いので布などで覆って冷やしてください。直には当てないでくださいね。
このようにアイシングはやり方によって効果も変わるものです。
一度お試しください。
スポーツ、トレーニングなどでお困りの事がございましたら当院までご相談ください\(^o^)/